家庭用生ごみ処理機「Reencle(リンクル)」の3機種で迷ったら、「1日最大1.7kgで足りるならPrimeまたはBasic、生ごみ量が多く不安なら最大2.5kgのGravity」を基準にすると選びやすくなります。
上位モデルであるPrimeとGravityの主な違いは、処理容量・本体サイズ・消費電力のほか、Gravityにのみ「投入重量の表示機能」や専用の「バイオフレーク・ブースター」が搭載されている点です。
一方、2026年8月に一般販売がスタートしたBasicは、Primeと同じ1日最大1.7kgの処理能力を確保しつつ、自動開閉機能などを省いて小型化・低価格化を実現したエントリーモデルです。
「最新のGravityを選ぶべき?」「Primeで十分?」「一番安いBasicで後悔しない?」と迷っている方は、価格だけでなく普段の生ごみ量・設置場所(高さ)・自動開閉の必要性の3つをチェックしてみてください。
この記事では、Reencle公式の最新仕様(2026年9月時点)をもとに、3機種の具体的な違いを分かりやすく比較します。ご自身のライフスタイルに最適な一台を見つけるために、ぜひ参考にしてください。
Reencle Prime・Gravity・Basicの違いを比較

まずは、Reencle3機種の違いを一覧表で確認しましょう。
| 比較項目 | Basic | Prime | Gravity |
|---|---|---|---|
| 公式通常価格 | 99,000円 | 110,000円 | 150,000円 |
| 1日の最大処理量 | 1.7kg | 1.7kg | 2.5kg |
| 1日の推奨処理量 | 1kg | 1kg | 2kg |
| 消費電力 | 40W | 52W | 47W |
| 騒音レベル | 27dB以下 | 25dB以下 | 24dB以下 |
| 本体サイズ | 幅30.4×奥行33.9×高さ43.8cm | 幅33.1×奥行30.5×高さ46.7cm | 幅31.8×奥行33.8×高さ52.2cm |
| 蓋を開けた高さ | 64.2cm | 73cm | 81.5cm |
| 重量 | 8.9kg | 9.1kg | 11.3kg |
| 自動開閉 | 購入先の仕様を確認 | 対応 | 対応 |
| 投入重量表示 | - | - | 対応 |
| ブースター付属 | - | - | あり |
| 楽天市場 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※価格・仕様は2026年9月18日時点で確認した内容です。販売価格や付属品は変更される場合があります。
公式仕様は、Reencle Basic公式ページ、Reencle Prime公式ページ、Reencle Gravity公式ページでも確認できます。
2026年9月18日時点では公式サイトでセール価格も掲載されていますが、キャンペーンは変動するため、この記事では比較基準として通常価格を掲載しています。
販売店によって価格・ポイント還元・在庫状況が異なります。
各モデルの基本スペックを比較

本体価格の差
公式通常価格はBasicが99,000円、Primeが110,000円、Gravityが150,000円です。
BasicとPrimeの通常価格差は11,000円ですが、PrimeからGravityへ上げると40,000円高くなります。そのため、Gravityは「最上位だから」という理由だけで選ぶのではなく、1日1.7kgを超える処理能力や重量表示が本当に必要かを考えることが重要です。
なお、公式サイトや楽天市場ではキャンペーンやポイント還元によって実質負担額が変わる場合があります。購入時点の価格を比較してください。
りけお価格差だけでなく、「その機能を毎日使うか」で考えると選びやすいですよ。
処理容量の違い
処理能力は、PrimeとBasicが1日最大1.7kg・推奨1kg、Gravityが1日最大2.5kg・推奨2kgです。
現在の原稿ではBasicを2.5kgとしていましたが、2026年9月時点の公式仕様ではPrimeと同じ最大1.7kgです。
家族人数だけで決めるより、普段どれくらい生ごみが出ているかを基準にするほうが確実です。迷う場合は、数日間だけでも調理後の生ごみを量ってみると、自宅に必要な処理能力が見えてきます。
1日1kg前後に収まるならPrime・Basicが候補、1.7kgを超える日が多いならGravityの余裕が活きます。



スイカの皮など水分の多い生ごみが一気に出る家庭は、人数だけでなくピーク時の量も見ておきましょう。
設置サイズと高さ
設置しやすさを重視するなら、最も高さを抑えられるBasicが有利です。
| モデル | 本体高さ | 蓋を開けた高さ |
|---|---|---|
| Basic | 43.8cm | 64.2cm |
| Prime | 46.7cm | 73cm |
| Gravity | 52.2cm | 81.5cm |
特にキッチンカウンターや棚の下へ置く場合は、本体サイズだけで判断してはいけません。
Gravityは蓋を開けると81.5cmになるため、上部のクリアランスを十分に確保できるか購入前に確認しましょう。



「本体は入るけど蓋が開かない」という失敗を防ぐため、開放時の高さまで測っておくのが大切です。
消費電力の違い
公表されている消費電力はBasicが40W、Primeが52W、Gravityが47Wです。
3機種の中ではBasicが最も低く、大容量のGravityもPrimeより低い47Wとなっています。
ただし、W数をそのまま24時間×30日で計算した金額が実際の電気代になるとは限りません。ヒーターや攪拌などの動作状況、生ごみの投入量、設置環境によって消費電力量は変わります。
そのため、消費電力の数値はモデル間の省エネ性能を比較する目安として考えるのがおすすめです。
PrimeとGravityの機能面の違いを比較


自動開閉センサー
PrimeとGravityには、蓋に直接触れずに開閉できるセンサー機能があります。
料理中に肉や魚を触った手で本体に触れる必要がないため、毎日の使い勝手に影響する機能です。自動開閉センサーはOFFにして使うこともできます。
Basicについては、2026年8月のメーカー発表に自動開閉機能の記載がなく、販売店でもPrime・Gravityを自動開閉対応モデルとして案内している例があります。一方、公式商品ページ内にはセンサーを示す記載も混在しているため、Basicで自動開閉を重視する場合は購入する販売ページの仕様を確認してください。



自動開閉を必須条件にするなら、仕様が明確なPrimeかGravityを選ぶと判断しやすいですね。
重量のリアルタイム表示
投入した生ごみの重量を本体パネルに表示できるのはGravityだけです。
Gravityは底面センサーで投入重量を計測し、上蓋が開いている間と、蓋を閉めてから約1分間タッチパネルに表示します。
推奨処理量の2kgを意識しながら使えるため、「今日はどれくらい入れたのか分からない」という不安を減らせます。
ただし、重量を正しく測るには水平な場所への設置が必要です。本体に力を加えた状態でも誤差が出る可能性があります。
投入口の使いやすさ
Reencleは、生ごみが出たタイミングで追加投入できるのが特徴です。
乾燥式のように「運転が終わるまで次の生ごみを待つ」という使い方ではないため、調理中に出た野菜くずや食べ残しをその都度投入できます。
ただし、大きな生ごみや繊維質の多いものは、細かくしてから入れたほうが分解しやすくなります。スイカの皮など水分が多いものも、一度に大量投入しないよう注意しましょう。
バイオフレーク・ブースター
Gravityには、通常のバイオフレークに加えて「バイオフレーク・ブースター」が付属します。
公式では、ブースターを微生物の働きを補助する資材として案内しており、主な使用タイミングは以下の3つです。
- 初回セット時
- 長期間停止した後の再起動時
- 分解力やニオイの低下を感じたとき
Primeにはブースターが標準付属しません。生ごみ量が多く、微生物の状態を整えながら使いたい家庭ではGravityのメリットになります。
稼働音の静かさ
公式の騒音レベルはBasicが27dB以下、Primeが25dB以下、Gravityが24dB以下です。
数値上はGravityが最も静かですが、3機種とも静音性を重視した設計です。ただし、実際の聞こえ方は設置場所や周囲の静かさ、攪拌中の内容物によっても変わります。
静音性だけを理由にGravityへ買い替えるほどの差ではなく、処理量や機能差を優先して選ぶのがおすすめです。
Reencleを導入する5つのメリット


臭い・コバエ対策になる
Reencleは、専用バイオフレークや排気フィルター、活性炭フィルターなどを組み合わせた脱臭機構を採用しています。
生ごみをゴミ箱へ長時間ためず、その都度投入できるため、夏場の生ごみ臭やコバエ対策をしやすくなるのがメリットです。
ただし、投入量や水分量が多すぎるなどバイオフレークの状態が崩れると、内部のニオイを感じる場合があります。「絶対に無臭」と考えるのではなく、適切な投入量とメンテナンスを守ることが大切です。
処理物を堆肥として活用できる
Reencleで分解された生ごみは、処理物を堆肥として家庭菜園やガーデニングへ活用できます。
なお、堆肥と肥料は厳密には役割が異なります。堆肥は主に土壌環境を整える資材であり、植物へ栄養を補給する肥料と同じものではありません。
家庭菜園で利用する予定なら、生ごみを堆肥にする方法と使い方も参考にしてください。
生ごみをためる負担を減らせる
Reencleは生ごみが出るたびに追加投入できるため、処理日まで生ごみをゴミ箱へ保管する時間を減らせます。
また、分解後の処理物は毎回取り出す必要がありません。公式では、投入量に応じておおむね1〜3か月を目安に、内部の境界線を超えた分を取り出す方法が案内されています。
「生ごみが出る→その都度入れる」という使い方ができるのは、乾燥式とは異なるReencleの大きな特徴です。
ペットのフンも処理できる
Reencleでは、犬や猫などのペットのフンも投入可能と案内されています。
生ごみと一緒に処理できるため、ゴミ収集日までフンを保管したくない家庭には便利です。
ただし、フンと猫砂は別物です。鉱物系の猫砂やプラスチックなど、分解できない素材まで一緒に入れないよう注意してください。
ペット用途だけでなく、他のハイブリッド式も比較したい方はReencleとナクスルの違いを比較した記事も参考になります。
自治体の助成制度を利用できる場合がある
自治体によっては、家庭用生ごみ処理機の購入費を補助する制度があります。
ただし、補助率・上限額・対象機種・申請時期は自治体ごとに異なります。購入後の申請では対象外になる制度もあるため、購入する前に居住自治体の公式サイトで条件を確認してください。
楽天市場など自治体外の販売店から購入した場合の扱いも制度ごとに異なるため、助成金を利用する予定なら「通販購入でも対象か」「領収書に必要な記載は何か」まで確認しておくと安心です。
購入前に確認すべき3つのデメリット


設置スペースが必要
Reencleはキッチン家電としては高さがあり、特にGravityは蓋を開けると81.5cmになります。
設置前には、幅・奥行き・本体高さだけでなく、蓋を開けるための上部スペースも測ってください。
本体価格が約10万円前後から
Reencleは、一般的なゴミ箱や電気を使わないコンポストと比べると高額です。
公式通常価格ではBasicでも99,000円、Primeが110,000円、Gravityは150,000円です。便利そうだからという理由だけで最上位モデルを選ぶと、必要のない機能へ数万円を追加することになります。
購入前に「1日の処理量」「自動開閉」「重量表示」の3点を確認し、自分の家庭で使わない機能にはお金をかけないのがポイントです。
Reencle以外のハイブリッド式とも比較したい方は、Reencleとナクスルの処理力・維持費比較も確認してみてください。
バイオフレークの水分管理が必要
Reencleは微生物の力で生ごみを分解するため、バイオフレークの状態を完全に無視して使える家電ではありません。
水分が多すぎるとベタつきやニオイにつながり、逆に乾燥しすぎても分解力が落ちる場合があります。
公式では、過湿時には水分の多い食品の投入を控える、しっかり水切りする、乾いた資材を少量加えるなどの対策を案内しています。乾きすぎた場合は、水や水分を含む野菜・果物を少量ずつ加えて調整します。
バイオフレークは「湿りすぎても乾きすぎてもNG」。投入量と水分状態をときどき確認するのが長く使うコツです。
ライフスタイル別のおすすめモデル


Primeが合う人
- 1日最大1.7kgの処理量で足りる
- 自動開閉を使いたい
- Gravityほど大きな本体は置きたくない
- 価格と機能のバランスを重視したい
Primeは、Reencle3機種を比較する際の基準にしやすい標準モデルです。
最大処理量はBasicと同じ1.7kgですが、自動開閉が明確に搭載されているのが強み。Gravityの重量表示や2.5kgの処理能力までは必要ない家庭に向いています。



生ごみ量が1.7kg以内なら、まずPrimeを基準にBasic・Gravityとの差を見ると選びやすいです。
Gravityが合う人
- 1日1.7kgを超える生ごみが出る日がある
- 推奨2kg・最大2.5kgの余裕が欲しい
- 投入重量を数字で確認したい
- バイオフレーク・ブースターも使いたい
- 高さ81.5cm以上の開閉スペースを確保できる
PrimeとGravityで最も大きな判断基準は、1日1.7kgを超える処理能力が必要かどうかです。
Gravityは最大2.5kg・推奨2kgと余裕があり、投入重量表示も搭載されています。自炊頻度が高い家庭や、一度にまとまった生ごみが出やすい家庭では価格差を払う意味が出てきます。
Basicが合う人
- 1日最大1.7kgで足りる
- 初期費用をできるだけ抑えたい
- 高さを抑えたモデルを置きたい
- 重量表示などの上位機能は必要ない
Basicは、2026年8月に一般販売が開始されたエントリーモデルです。
最大処理量はPrimeと同じ1.7kgを確保しながら、公式通常価格は99,000円。本体高さ43.8cm、蓋開放時64.2cmと3機種で最もコンパクトです。
一方、自動開閉については販売ページ間で記載に差が見られるため、自動開閉を購入条件にする場合は注文する店舗の商品仕様を確認してください。
失敗しないための設置と手入れのコツ


蓋全開時の高さを測定
設置場所を決めるときは、本体寸法より先に「蓋を開けられる高さ」を確認しましょう。
- Basic:64.2cm
- Prime:73cm
- Gravity:81.5cm
さらに、排気を妨げないことや、生ごみを投入するときに手を入れやすいことも考え、ギリギリの寸法ではなく余裕を持たせて設置してください。
公式では、直射日光や雨を避け、風通しがよく0℃以上になる場所での使用が案内されています。



メジャーで実際の設置場所を測ってから機種を決めるだけでも、購入後の失敗をかなり減らせます。
フィルターとバイオフレークの交換目安
Reencleの活性炭フィルターは、9〜12か月が交換目安として案内されています。
バイオフレークは、微生物が生きている限り長期的に利用できます。一方、公式では定期的に交換する場合の目安として約1年も案内しているため、「一度買えば必ず永久に交換不要」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。
詳しい性質や交換の考え方は、Reencle公式のバイオフレーク解説でも確認できます。
実際の交換時期は、投入量やニオイ、バイオフレークの状態も見ながら判断してください。
故障時の保証とサポート
Reencleの各モデルは、公式情報で1年間の製品保証が案内されています。
ただし、楽天市場など公式サイト以外から購入する場合は、販売店によって保証受付の流れが異なる可能性があります。
購入前に「メーカー保証の対象になるか」「故障時は販売店とメーカーのどちらへ連絡するか」を確認しておくと安心です。
Reencle PrimeとGravityの違いに関するQ&A
まとめ:1.7kgで足りるならPrime・Basic、生ごみ量が多いならGravity


- Basic:最大1.7kg、40W、高さ43.8cm。価格と省スペース性を重視する人向け
- Prime:最大1.7kg、52W、自動開閉対応。機能とサイズのバランスを重視する人向け
- Gravity:最大2.5kg・推奨2kg、47W。大容量と投入重量表示を重視する人向け
- Gravityは蓋を開けると81.5cmになるため、設置スペースを先に確認する
- 活性炭フィルターは9〜12か月が交換目安
- 助成制度を利用する場合は購入前に自治体の条件を確認する
Reencle PrimeとGravityで迷っているなら、最初に確認したいのは「最大1.7kgで足りるか」です。
普段の生ごみ量が1日1kg前後で、最大1.7kgに収まるならPrimeでも十分な余裕があります。自動開閉も使えるため、毎日の使い勝手と本体サイズのバランスを取りやすいモデルです。
一方、自炊量が多い、まとまった食材の下処理をする、生ごみが1.7kgを超える日があるなら、最大2.5kg・推奨2kgのGravityを選ぶメリットが大きくなります。投入重量を確認できるため、処理量を管理しやすい点もGravityならではです。
「1.7kgで十分だけれど、Primeより安く小さいモデルがいい」という場合はBasicも有力です。
価格だけで決めず、①1日の生ごみ量、②蓋を開けられる高さ、③自動開閉や重量表示が必要か、の3点を確認して選びましょう。
楽天市場では販売価格・ポイント還元・在庫状況が店舗ごとに異なるため、購入時点の実質負担額を比較してください。

